2023年3月28日火曜日

”キングオブ不健康”だった私が健康志向になったのは

 


共産党で活動を始めて8ヶ月、本当に様々な人と出会うことができました。全くの初対面の人から久しぶりに会う同級生・先輩、過去にお世話になった方々までここまで縁が広がるものなんだなぁと驚いています。

 実はわたし、今まではキングオブ不健康というような暮らしぶりでした。1日1食だったり、コーヒーを1日2リットル水代わりに飲んだり、甘い菓子パンばかり食べたり、およそ文化的な暮らしとは言えませんでした。さらに、生まれつき体が硬く、また血行が結構悪くて体も冷え冷えで代謝も最悪です。汗をかかない男で有名でした。働けど働けど汗をかかないため、いまいちありがたみがありません。

 そんな私でしたが、この頃は健康志向になりつつあります。私に関わってくださる方々が私の体の心配をしてくれるからです。まだ出会って間もない人や久しぶりに会った友人等、いろいろな人から差し入れが届きありがたさが身に染みます。

疲れに負けないように栄養ドリンクが届き、体調管理の為にヨーグルトを飲んでいますと言えばヨーグルトが届き、中華料理でパワーをつけたと言えば黒ニンニクが届き、体が冷えるとか寒かったと言えばホッカイロからスパの回数券まで届きます。

本当に一人でやっているんじゃないんだなぁと感じます。皆さんの応援の上に乗っかっていることの幸せを噛みしめる毎日です。どんな選挙でもどんな候補でもその後ろには多数の応援してくれる人がいて、それだけのドラマがあるんです。あらためて諦めてはいけないし、小さな声の代表として政治の光が当たらない所に光を届けないといけない、そういう思いが強くなりました。

 私は社会への恩返し、次の世代にハンデを背負わせないという気持ちで活動を始めましたが、恩返しする前に返す恩がどんどん増えていきます。本当に自分の人生なのか、時々信じられなくなりますが、それだけの期待を頂いているのだと思い悔いなくやり遂げたいと思います。


皆様、本当にありがとうございます。

#おんがえし

#健康

#日本共産党

2023年3月23日木曜日

WBCの感動 また野球をやりたくなった!

 


野球世界一を決めるWBCで侍ジャパンが14年ぶりに頂点に立ちました。とても締まった良い試合でした。私は小学校の野球部の指導に関わっていましたが、自身は草野球の試合にも出なくなって7年ほどになります。試合の感覚を思い出していたら、見ているだけで緊張感が伝わってきて、自分が選手だったら間違いなくイップスになって脱毛するだろうなと思いました。

 そんな凄まじい緊張感の中、日本の若者が世界の頂点を極めたというのは、嬉しいとかそんなレベルではなく敬意に値するものです。強い精神力、高い技術、日々の努力に裏付けられた自信、そういうものをこの大舞台で発揮する姿は感動的でした。サッカーワールドカップの熱気も凄かったですが、私は野球をやってきましたので感情移入の具合が違いました。いま、ピッチャー苦しいだろうなぁとか、あんな変化球を数センチレベルで見極めてこのバッターすごい集中力だなぁとか、審判も正確で公平なジャッジだなぁなんて、何もかもが最高峰の素晴らしい試合でした。

 みんなで心を一つに勝ちを目指すチームっていいものですよね。また野球をやりたいという熱が湧いてくるのを感じました。私を使ってくれる草野球チームがありましたらご一報ください。8番ライトで頑張ります。

#WBC

#侍ジャパン

#草野球

2023年3月18日土曜日

演説会でこんな風に私の決意を述べました

 


動画でご覧ください。批評もいただけたら嬉しいです。本番の演説を一所懸命、考えているところなので。

https://www.youtube.com/watch?v=pAmWU_EcIcg


2023年3月9日木曜日

デコポン持って国際女性デーに

38日は【国際女性デー】でした。以前は国際婦人デーといい、1977年に国連で制定されました。毎年、女性差別解消・ジェンダーフリーを掲げる人達の手で様々な企画が取り組まれています。日本においては【母の日】や【父の日】よりも浸透が薄いと思いますが、世界的にはメジャーなイベントです。

女性差別解消どころか、選挙権や基本的人権のような現代では当たり前の権利まで無かった時代が日本にもありました。100年ほど前の話です。この100年の間の様々な運動により、より良い社会を勝ち取ってきた先輩方には頭が下がります。私たち、現代に生きるものにはこうした成果を維持発展させていく使命があると思います。

国際女性デーに参加する人々はイメージカラーである黄色の物を手に持ちイベントに参加します。私は男性ながら【長崎県産のデコポン】を手に持ち、イベントに参加しました。デコポンはオレンジ色では?という見解もありそうで、真面目な共産党の人に怒られる懸念はありましたが、『志が同じであれば表現はひとそれぞれ』ということで笑って迎えていただきました。共産党、懐が深かった!

自分で言うのもなんですが、私は今までの共産党にはあまりいなかったタイプだと思います。少なくともデコポンを握りしめて国際女性デーにきた人はいないはずです。それでは私はいつ頃から異端児だったのか?自分の過去を振り返ってみました。

10年ほど前に私の同級生が中学校の時の担任の先生を訪ねたそうです。話題の中に私のことが出てきて、師いわく、

『彼が、鉄道のレールに使われる鉄がかわいそうだと言っていたのが印象的だった』

とのことでした。

 たしかに言ったような気がします。一点に固定され、来る日も来る日も踏みつけられる日々なのに、電車ほど注目されないところに同情したのだと思います。どうやら私は中学校の時点で特異な存在だったようです。

 国際女性デーのような運動で、これからの世界で広く平等に人権が守られ、異端を排除しない温かい社会になればと、異端児として切実に願います。

動画はこちら。

https://twitter.com/i/status/1633624097254162432

2023年3月8日水曜日

H3失敗!心配は国際競争力至上主義が描く下降カーブ

 2500億円、みなさんはこの数字を聞いて高いと思いますか?安いと思いますか?個人の家の建設費だと言われれば高いと感じますし、国家予算だと言われれば安いと思うかもしれません。しかし、どちらにしても大変な高額であることは間違いありません。

2020年の試験1号機打ち上げ予定から延期すること3年、先月の打ち上げ中止を経て迎えた7日、日本の次期主力ロケットH3が空に散りました。昨年のイプシロン6号機に続き、地上からの【指令破壊信号】による消失です。搭載されていた開発費379億円の先進光学衛星だいち3号も運命を共にし、H3の開発費2061億円と合わせて約2500億円の大花火です。


私が担当者だったなら、しばらく部屋の隅で体操座りの日々でしょう。『やっちまった・・』との意識が紛れるのはいつの事でしょうか。想像もできません。


先月17日の打ち上げ中止は、地上設備とロケットとの通信・電源ラインを切り離した時に発生した電気ノイズが原因でメインエンジン点火がされなかったそうです。今回はその対策をして臨み、第1エンジンは無事に点火、しかし、上昇中に第2エンジンに点火できず推力喪失、無念の空中爆散となったようです。


H3は初めて民間企業が主体的に参加したロケットで、商業的な成功を収めるために国際競争力に主眼を置き、コスト削減を徹底的に行った機体と言えると思います。エンジンパワーアップ・コストダウン・信頼性維持、この相反する要求を詰め込んだ答えが今日の大花火です。


この20年、日本は同じ種類の失敗を続けてはいないでしょうか?会社でコストと言えば真っ先にあがるのが人件費です。会社のパワーアップ・コストダウン・信頼性維持、この相反する要求を詰め込んだ結果、人が犠牲になっています。ブラック企業を持ち出すまでもなく、公務員ですら人をコストと考え雑に扱う習慣が当たり前になりました。昭和の時代の会社は人材は宝だと考えていました。地域貢献の意識も高かったと思います。


しかし、2000年代初頭の自民党小泉政権の頃から日本は変わってしまいました。労働者は使い捨て、教育・社会保障は削減、まるで国内を見捨てたかのような国際競争力至上主義の政策の数々・・・。失ったものの代わりに私たちは何を手に入れたのでしょうか?しまいには『トリクルダウンは起こるとは思っていなかった』とまで言い放たれ、ちょっと割と真剣にめまいがします。


予定の軌道まで到達できなかったH3と、日本社会が辿っている軌道が重ならないようにしなければいけません。そのためには、社会問題の根底にある共通の原因を政治が解消していくしかありません。



2023年3月5日日曜日

伝統文化の灯が消えそう…人生初のお雛祭りで想う

 


 33日のひな祭り、生まれて初めて参加をさせていただきました。私は寂しい独身男性の見本のような人生を送ってきましたので、これまでひな祭りに縁がありませんでしたが、お弁当を食べて、お茶とひなあられで茶話会を楽しみました。

 私を含め男性の参加は2人。様々な材料で手作りされたひな人形を新鮮な気持ちで鑑賞しました。昔は女の子がいる家庭にはひな壇があったりしましたが、今ではそんな家庭がどれほど残っているのかなと寂しい気持ちにもなりました。

 以前、お話を伺った人形店の方がおっしゃっていた人形職人の減少の話が思い出されました。顔を作る職人、衣服を作る職人、手のひらを作る職人と一体の人形にも様々な分業があると知りました。そして手のひら、指を作る職人さんがもう2~3人しかいないそうです。ですから、顔や衣服が出来上がってきても手のひらが足りないため完成しないとの事でした。

伝統文化の灯が消えそうなのは人形業界だけではありません。なぜこんなに右肩下がりなのか?やはり、生活そのものに余裕が無くなっているのでしょう。30年前の世帯年収の中央値から見ると現在は100万円程度下がっています。平均ではなく中央値です。これは大勢の人の年収が低下しているという事です。

もらった給料は二種類に分けられます。【使えるお金】と【使ってはいけないお金】です。使えるお金はお小遣いです。使ってはいけないお金とは家賃・光熱費・食費などです。これらをお小遣いのように使ってしまうと生活が破たんします。家賃を払わずにキャバクラで豪遊すると家を失いますから明らかです。

いま、暮らしを振り返ると物価上昇が凄まじい事になっています。遠慮なく値上げされるものは食品・光熱費など【使ってはいけないお金】です。そうなると当然、給料がそれ以上に上がらなければ【使えるお金】は減ってしまいます。お小遣いが減れば遊べませんし、ひな人形も買えません。こうして娯楽や余暇の部分が先細っていくのが豊かな社会なのでしょうか?

私の初めてのひな祭りには高齢者の方も多数おられました。旦那さんに先立たれた方は『年金がガクッと減る』とダブルパンチの様子でしたし、我々は生涯お金の心配をしながら生きていくしかないのかと暗澹たる気持ちになりました。若者にも高齢者にもお金がないならいったいどこにあるんでしょうか?暮らしていけなくなる人が増えている実感がある中、世の中から消えたお金の行き先が気になってしまったひな祭りでした。


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