2024年2月21日水曜日

後援会の「ファンクラブニュース」2月号



◆雪に見舞われた後援会の初詣の模様
◆コラム「ゆうきのヤル気」
◆戦前、西区で反戦デモ敢行
◆パールハーバーと「宣戦布告」、「最後通牒」
などを掲載。紙面の画像をアップしました。

 

2024年2月14日水曜日

   新たな門出

 今年は年明けから大変な災害に見舞われてしまいました。石川県能登半島地震で被害に遭われた方が一日でも早く日常を取り戻せるようにと願いを込めて、私たちも微力ながら募金活動に取り組みました。我々の地区では二月上旬までに1238803円の寄付を集めることが出来ました。全国から日本共産党に寄せられた総額は一億円を突破しています。全額を被災地に届けます。皆さんのご協力に感謝いたします。 

この一月には日本共産党の第29回党大会も行われました。長年にわたり党委員長を務めた志位さんが交代し、新委員長には田村智子さんが就任しました。私はどちらの方にも会ったことがないので非常に遠い世界の話に感じますが、社長が変わると方針もガラッと変わって現場パニックみたいなことが起こらないのは、ブレない日本共産党の強みかも知れません。

 しかし同時に、それは新たな風が吹き込みにくいという側面も持っているかもしれません。ブレない部分は大事にし、時代に合わせて変えるところは変えてゆくと言えば簡単ですが、なにせ人間集団ですし、トップダウンの支配組織でもないので、一年中なんだかんだと議論をしています。民主主義って時間かかります。

 私の拠点となる事務所も新たな門出をそろそろ迎えないといけません。選挙でコケて早や一年、皆さんに気軽に立ち寄ってもらえる事務所を目指していますが、政党事務所に気軽に行くのはハードルが高いのかなぁと感じています。

 私たちはパー券を売っていませんし、企業からの献金も税金からの政党交付金も受け取っていませんので、素敵な事務所に改装するにもまずは寄付金集めからです。日本共産党への寄付金となれば、冒頭の震災救援募金のようにはスッと集まりません。

手っ取り早く気軽にお越しいただくにはどうすればと考えていると、ある方から「事務所の扉をいつもワイドオープンにしておけばどうじゃろうか?」と意見が出ました。すると、長く事務所当番をしてくださった女性からこんな意見がでます。「女性一人でいる時に誰かがアポなしで来たら怖いものよ!」

 なるほど、そうかもしれません。男性が当番の時に女性が訪ねてきたら嬉しいかも知れませんが、逆もまたしかりとはならない。

聞けばその昔、その女性が一人で事務所当番している時に男の人が入ってきたそうです。なんと、花束といっしょにひとかかえもある大きな寿司桶を持って!女性は「いまは食べられません」と断り事なきを得たとのことですが、寿司のその後はもう覚えていないそうで、女性の肝も相当太かったようです。


いろいろな教訓が詰まった事務所の新しい装いでの出発をいま構想中です。

2024年1月28日日曜日

2023年12月30日土曜日

今年もあとわずか 来年は国民のための政治が動き出す年に

私事ですが12月26日に45歳の誕生日を迎え、またたく間に年の瀬で慌ただしい毎日を送っています。皆さんはいかがお過ごしでしょうか?地元西区も普段あまり人出がない場所がごった返しており、年末の活気を感じてテンションが上がります。今年も一年大変お世話になりました。

 年の瀬でせわしないのは市民だけではありません。特捜部や与党議員の皆さんも慌ただしい年末のようです。次々と暴かれる政治とカネの問題に悲しい気持ちになります。これだけ国民の事を考えていない議員が当選し、そして私たちを縛る法律を作っているわけですから、いつまでたっても暮らしが良くならず、格差がひらく一方なのも頷けます。

 愛知県選出の与党国会議員をみると、旧統一協会のイベントで嬉々としてスピーチする方やパーティー券の裏金キックバックが高額な方、税金を滞納することが常習的で差し押さえを食らう方に「キックバックは文化」というような認識がある方と、いわばまさにフルコースじゃないですか!この道しかないとはこういう事なのでしょうか。

 しかも皆さん雲隠れか、コメントを求められても「差し控える」ばかりで説明責任を果たすつもりもないようです。政治家が国民を馬鹿にするような態度を取ったらお終いです。絶対に政治が良くなることはありません。次期衆院選では不真面目な議員には退場願いたいものです。

 東京の区長選挙をめぐる問題では現職議員が逮捕されました。原資がパーティー券の裏金なのかは知りませんが、票をカネで買った疑いです。選挙を控えた議員にはたくさんの裏金が渡るとの報道もありました。これでは一部のお友達(金銭的に支えてくれる)優遇の政治から抜け出せません。このホットな時期に、あろうことか政治資金パーティーを開催した与党議員もいて、もはや投票率の高い選挙以外に浄化のすべはないようです。現職の方には【公平性】という言葉を思い出していただき、できれば日本共産党のクリーンな党運営を参考にして頂きたい。

 来年は国民のための政治の第一歩が動き出す年にしたいですね。皆さんの声を聞き、ともに活動していきたいと思います。それでは良いお年をお迎えください。


2023年12月28日木曜日

後援会の新しいニュースができました。







ちょっと文字が多いかと思いますが、画像をクリックすると大きく表示できます。裏金問題で一面トップの記事も私が書きました。お読みください。
 

2023年11月23日木曜日

経団連の不思議

 

偉容を誇る経団連ビル

 岸田政権の支持率低迷に対して、経団連会長が「なぜ支持率が上向かないのか不思議だ」とコメントしています。防衛(ミサイル爆買い)・脱炭素(レジ袋とか)・原子力(処理水海洋放出)・デフレ脱却(デフレ脱却なのかスタグフレーションなのか・・)、キチッとした政策ばかりだそうです。各政党の政策評価では自民党を最高評価し、民主主義の維持には相応のコストがかかり、企業の政治寄付は社会貢献だからといって経団連加盟企業の献金先に自民党を推薦しています。自民党幹部が「これ以上何をしたらいいのか・・」と悩んでいると心配までして、外交(バラマキ)でも成果があるのになぜ支持されないのか、「こっちが聞きたい」そうです。

  「長年勤めている社員の給料を上げましょう。休みを取らせましょう。簡単にクビにしてはいけません。人材の使い捨てはいけません。地域社会に貢献しましょう― こうした規制は国際競争力を弱め企業を倒産に追いやるので法律を見直してください」という経団連の要求にこたえ続けた20年の結果が今です。ある経済学者は「日本人の生活はまだそこまで追い詰められていない」と言い放ちますし、本来こういった経済界の暴走から国民を守るのが政治の役割のはずです。企業の言いなりで規制緩和ばかりする政治では、明日の市民生活は真っ暗です。私が日本共産党に興味を持ったのは経団連に物言える唯一の政党だと思ったからです。

  規制緩和をしてもらい、法人税を下げ続けてもらった経団連の提言には、応能負担・所得の再分配・公平な税制を目指す文言はただの一つもありません。



2023年11月5日日曜日

「ああっ!しまった!」の裏側にある意識

 

 


  ああっ!しまった!人間だれしも日々失敗をします。焦りやうっかりによるミスから、昔はこんなミスはしなかったのになぁというものまで多彩です。そして何歳になってもミスは恥ずかしいし、できればみんなには知られたくないなぁというのも人間の心理でしょう。

   過失なのか、故意なのか。どちらにしても知られたくないことに変わりはないでしょうけど、その裏側にある意識は正反対です。過失ならば恥ずかしいからというのが動機でしょうが、故意ならばそれは他人を騙すためのウソか、知られたら困るからという事になります。政治資金規正法違反者は毎回うっかりだと主張しますが、全部が全部うっかり過失したという気もしません。過去には自衛隊日報改ざん問題というのもありました。自衛隊に「駆けつけ警護任務」が課されるということで、ジャーナリストが海外派遣部隊の日報開示請求をしたところ、廃棄したので存在せず開示が出来ないと回答された問題です。

   その日報には「戦闘」という言葉が散見されたので、「自衛隊は非戦闘地域に派遣しているので憲法に抵触しない」という前提に疑義が生じる恐れから、防衛省は隠ぺいを図ったのでは?と疑われました。この件は防衛大臣が本当にないのか探すように指示したにもかかわらず、組織として最後までシラを切った印象(実際、後に見つかりました)があります。バレたら今後の組織運営が面倒になるからなのか、国民の代表である大臣を軽視しているからなのかは分かりません。しかし組織というものは巨大になればなるほど内向的になるという事実は否めません。自己都合を最優先して他者の事は二の次、自分たちの延命のためには部外者(あるいはトカゲの尻尾)には死んでいただくという姿勢です。

   巨大組織や巨大企業にメスを入れられない政治的指導力の欠如も問題です。自分だけ良ければよいを放置したら全体の利益は損なわれます。そうならないように規制(ルール)があるわけですが、なぜか今の政治家は規制緩和一直線です。その結果、非正規雇用や外国人労働者が増え、経済も安全も技術もボロボロになっていったのがこの20年だと思います。自分たちの儲けのためには部外者(あるいはトカゲの尻尾)には死んでいただくという姿勢です。

   先日こんな事故が起こりました。東電の福島第一原発の汚染水処理施設で、配管洗浄作業をしていた作業員が廃液を浴びてしまったというものです。当初の東電の発表では、一次下請け業者が行った洗浄作業中に配管が外れ100mlの廃液が飛散したということでした。しかし実際には、作業していたのは三次下請け業者であり、飛散した廃液は数リットルだったのです。パシャではなくバッシャーンです。家族で鍋を囲んでいる時にうっかりポン酢の器を落としたのと、オヤジが怒って鍋をひっくり返したくらいの違いです。大惨事じゃないですか。

   しかも事故時は現場管理者が不在であり、作業員は防護服やマスクは着用していたが防水のカッパは着ておらず、そのため廃液が皮膚まで届いてしまったそうです。現場で水洗いなどの除染はしたものの放射能量が基準値を下回らず、最終的には医大に搬送され入院になりました。基準値以下になるまで9時間!かかったそうです。

   東電は当初は飛散した廃液の全体量が分からず、把握した分だけを発表したといいます。処理水の海洋放出を巡り、中国政府に「東電発表のデータは信用できない」と言われ日本の海産物の輸入を停止されたことは記憶に新しいですが、こうしたことを言われないために慎重に対応すべきだったのではないでしょうか?管理者不在の現場で三次下請け業者に任せていたので情報収集が不正確だったのか、過失があったのか、あるいは故意に発表したのか真相は分かりません。

しかしこの事故、私には今の日本社会にはびこるルール無視・規制緩和が招いたもののように思えます。コストカットにより利益を生み出すやり方のなれの果てです。儲ける為に安全や教育を疎かにしたら本来は長続きしないはずです。しているならどこかに犠牲とひずみがあり、そしてそれはいつか限界を迎えてしまいます。その時にダメージを被るのはいつも個人です。今回の事故、自社の社員で作業し正しく管理者を置いていれば防げたかもしれないし、少なくとも故意でない限りは発表が二転三転する事態は避けられたでしょう。

   「現在、作業員は退院し体調不良や外傷はありません」

   この発表が二転三転しないことを願います。


2023年10月18日水曜日

ファンクラブニュース10月号 から抜粋

 

 ■コラム「ゆうきのヤル気」 加藤ゆうき

 ■名古屋城はなぜ燃えたのか? 塩谷 昇

 ■インボイスいらんがね! 松原裕子


コラム「ゆうきのヤル気」  加藤ゆうき

9月11日は東海豪雨を語り継ぐ会がありました。23年目を迎えます。去年の集会では来賓から【自助努力】という言葉も聞かれ、最後に命を守るのは自分という意味は分かるものの、堤防の決壊に自力で備えよというのは釈然としませんでした。今年は高齢化が進むこれからの新しい防災意識として【共助】が言われました。住民同士でお互いに助け合いましょうという事です。今の分断・孤立社会において大切なことですが、【公助】の部分は何処に・・?行政側は昨今の異常気象で公的な整備の上を行く想定外の事象が起きるとお手上げとのことです。

 9月17日は愛知母親大会でした。温暖化により海が変わってしまったというプロダイバーの方の講演を聞きました。20年前に比べ同一地点のサンゴ礁が9割無くなっているそうです。地上の異常気象と同じく普段見えない海の中も激変し、魚がいなくなったことで漁師さんなど生活が一変した人も少なくないそうです。

 このままでは今後もっと過酷な環境になっていくのに、対応する人の方は高齢化していく。これまでやってきたことにどこか間違いがあったのかもしれません。ツケを払うのはいつでしょうか。

高齢化で言えば、私たち日本共産党も敬老の日はお祝いで大忙しです。先人の知恵を受け継いで活動できるメリットは大きいですが、しかし現代をもがいて生きる今日の主役に世代交代待ったなしです。一緒にやりませんか?

 

 

  名古屋城はなぜ燃えたのか?   塩谷 昇

 太平洋戦争末期、アメリカ軍は日本本土爆撃を計画し、国際法に基づいて軍事施設・軍需工場を目標に定めました。しかし、21撃集団司令官カーチス・ルメイが戦術転換し、軍需工場の下請けが都市の中に広がっていることを理由に、人々が暮らす市街地にも焼夷弾攻撃を始めました。3月1219日に続き5月14日、初めて白昼に名古屋市北部市街地を攻撃しました。

 マリアナ基地を飛び立った524機のB29が琵琶湖を目指して北上し、その手前で東に旋回し名古屋上空に侵入、空襲を行いました。この空襲では名古屋城近隣の5箇所の住宅地が目標に設定されていて、高度48606150mから焼夷弾2515トンを投下しました。この時B29は昼間ということもあって11機墜落、66機が損傷を受けました。

1943年に作成された米軍の「焼夷弾レポート」を見ると名古屋城
のエリアは目標になっていませんでした。都市を焼き尽くすという目的からすると、お城を狙っても延焼が広がらないので攻撃目標からは除外されていました。

では、なぜ名古屋城は燃え落ちたのか?

B29は爆撃進路に入ると直線飛行を維持するため敵の攻撃をかわせません。爆撃精度を上げるため高度5000Mほどで飛来すると日本の戦闘機が射程距離まで接近でき被弾しやすくなります。米軍は早く焼夷弾を投下し身軽になりたかったのではないかと考える研究者がいます。また、火災による煙で後続機の視界が遮られて誤爆したとも想像されます。当日は天守から金鯱を降ろすために足場が組まれ窓が開いていたようで、そこに(誤爆の)焼夷弾が直撃し燃え落ちたと思われます。だとすれば名古屋城はとばっちりですが、そもそも市民もろとも街を焼き尽くすことが目的だったとは、戦争はかくも恐ろしいものです。

 

 インボイス いらんがね!    松原 裕子

 消費税インボイス制度が十月一日から始まりました。先日、九月二十五日には首相官邸前で【STOPインボイスの会】の集会が行われ、千人の参加者と共に五十万筆を超える署名が集まりました。代表は岸田首相に署名を手渡そうと尽力しましたが、議員事務所の段階でセキュリティを理由に断られました。その後、ネットが炎上したことで後日秘書官が受け取りましたが、一方で経済界からの署名は首相が面会までして受け取っています。

暮らしに深刻な影響を与えるインボイス制度ですが、全体としては関心が低いままです。理由は二つで、消費税のしくみがわかりにくいことと、漫画家・声優などのフリーランスは比較的年齢が若く、情報宣伝活動が主にネット上で行われているからです。これは、どれだけ働きかけても大手マスコミに無視され続けてきた結果です。情報源がテレビ・新聞中心の世代にはインボイス制度の真実に触れる機会もありません。新聞に対する軽減税率の優遇措置の為とは思いたくありませんが、声優さんたちが外国人特派員協会で記者会見を開き、ようやくネットニュースで取り上げられました。

『インボイス制度は事業者だけに関係する話だ』と、このような刷り込みが行われていますが、本当に消費者への影響はないのでしょうか?答えは「いいえ」です。まず電気代は上がります。電力会社は売電している家庭にインボイスを求めないことで発生する年58億円もの損失を、再エネ賦課金として料金に上乗せして補填するからです。農業を営む人は、食品加工会社や道の駅との取引でインボイス登録が求められ、登録すれば消費税の申告・納税が必要になります。その後は価格転嫁で値上げするか、採算割れで廃業するかの二択になります。宅配事業者は価格転嫁が困難な為、インボイス制度導入を機に三割程度が廃業を検討しているそうです。2024年問題もある中、物流の混乱は決定的になります。宅配不能や配達遅れの事態になることは目に見えています。

名古屋市ではシルバー人材センターで働く会員にインボイス登録は求めませんが、2億円ほど増える市の負担を市民の税金から払うというおかしなことになりそうです。

 人手不足で先細りが心配される建設業界も他人事ではありません。インボイス制度による負担増で中小工務店が廃業していけば、今後の都市計画にも影響が出るでしょう。

STOP!インボイスin名古屋の集会でスピーチした女性は「私はもみほぐしのフリーランスをしていますが、契約先からインボイス登録していない者は10%報酬カットになると一方的に告げられました」と訴えました。

インボイス制度は単なる増税であり、全員に不利益をもたらします。国が見込んでいるインボイス制度による税収増は2500億円程度ですが、そのおかげで民間企業は事務費負担(業務増による残業代など)が増え、人件費等に3400億円以上かかるとの試算も出ています。

 こうして業者間や消費者に負担を押し付け合わせるような分かりにくい消費税制度、国栄えて民滅ぶインボイス制度は廃止にするしかありません

 

 

 

 

 

 

 

うたごえの力    ファンクラブニュース9月号 から抜粋

 


 生初の選挙を戦ってから五か月が過ぎました。ご支援いただきました皆様にあらためて感謝申し上げます。西区後援会も新体制となりました。私も次の挑戦に向けて不死鳥のごとくよみがえり、また皆さんと共に
地域要求実現のため活動していきたいと思っています。今後ともよろしくお願いいたします。

  私が昨年の八月に名古屋市議会議員候補となって以来、人生において初となる出来事が目白押しでした。候補者活動・選挙はもちろん、そこから繋がるプライベートまで、人生はこんなに複雑に絡み合うのかと驚いています。

 例えば、私の母方の祖母が在籍していたという縁もあり、かねてから気にはなっていた宝塚歌劇を大劇場で初観劇できました。舞台上すがべて華やかで、普段からモノクロの生活をしている身からすればまさに夢。

 私も来世が女性ならば音楽学校受験に挑戦したいと思います。みんなで一曲を歌い上げる合唱には力があると感じましたし、独唱にはない力強さに感動しました。

  日本共産党に身を置いていると合唱にふれる機会がよくあります。私の知らない歌を党員の方が歌いだし、自然と合唱になったりします。先日初めて知りましたが、荒木栄さんという労働者作曲家が、五十年も前に組合活動等で労働者を励ます歌を作り、それが各地で歌われたそうです。そんな労働歌が世代を越えて歌い継がれ、その時代のことを何も知らない私の耳にまで入るという事に【続ける】ことの尊さを感じました。

 労働歌の歌詞を聞いていると、五十年前と現在で労働環境を巡る問題は変わっていないのだなぁと思います。『儲けばかりを追いかけ 人は置き去り 資本家は 投資はするくせに賃上げは後回し・・』等の歌詞は現代にも通じるものがあります。

 創立101周年となる日本共産党と110年目の宝塚歌劇団。この勝負、どこまで続けられるかは現代の私たちに託されています。

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以下も、後援会のニュース(「ファンクラブニュース」)に、事務局を手伝って下さっている方が投稿されたものです。

  私の給食日記     林 貴絵

 子どもにとっては待ちに待った夏休み。なのに、私にとっては楽しみだけど、少し気が重い夏休み。

給食のない毎日・・・ 今夏ネットで話題になり、たまたま観たワイドショーのネタにもなっていた子どもの夏休みのお昼ごはん問題。
「こんなふうにすると簡単で美味しいランチが完成!」
「この食材で節約して栄養バランスもバッチリ!」

 え??ちょっと待って!こんなふうに心配してくれたり、お節介を焼いてくれるのも嬉しい反面、大変で困っているわたしたちに更なる努力を求めるの??
 しかも、去年の夏はスーパーに行ってもこんな値段じゃなかった。私たちにはそれぞれ、子育てに家族のケア、そして仕事がありますよね。みんな頑張って生活をしていて決して去年よりサボっているわけではない。
 なにくそ!と思い、とりあえず今以上は頑張らないぞ!そう決めたものの、夏休みが終わる頃には自分の作ったものを食べることさえ、何だか疲れてしまいました。

   私にも給食があったらいいのになぁ

 そんなある日、仕事帰りによく行くお魚屋さんがのり弁をやっていることを知り、購入してみることに。いつものお店の味はホッとするし、小学6年の我が子ものり弁が気に入った様子です。

 私も真似して作ってみることにしました。ところどころおかかにしたり、ふりかけにしたり。 おかずや漬物もなんでもいいから適当にのせてみました。

結果は・・
「お母さん、美味しかったよ。今までで一番だよ。最高!」

と言ってもらえました。
 そういえば最近、突然給食が提供できなくなるという事件がありました。名古屋市のスクールランチがうまく利用できない場合があるという話も耳にします。
 来年の我が子の中学入学が怖い!毎日弁当だ!でも、とりあえずのり弁で乗り切れるといいな~なんて。やっぱり、給食はありがたい。