2024年2月14日水曜日

   新たな門出

 今年は年明けから大変な災害に見舞われてしまいました。石川県能登半島地震で被害に遭われた方が一日でも早く日常を取り戻せるようにと願いを込めて、私たちも微力ながら募金活動に取り組みました。我々の地区では二月上旬までに1238803円の寄付を集めることが出来ました。全国から日本共産党に寄せられた総額は一億円を突破しています。全額を被災地に届けます。皆さんのご協力に感謝いたします。 

この一月には日本共産党の第29回党大会も行われました。長年にわたり党委員長を務めた志位さんが交代し、新委員長には田村智子さんが就任しました。私はどちらの方にも会ったことがないので非常に遠い世界の話に感じますが、社長が変わると方針もガラッと変わって現場パニックみたいなことが起こらないのは、ブレない日本共産党の強みかも知れません。

 しかし同時に、それは新たな風が吹き込みにくいという側面も持っているかもしれません。ブレない部分は大事にし、時代に合わせて変えるところは変えてゆくと言えば簡単ですが、なにせ人間集団ですし、トップダウンの支配組織でもないので、一年中なんだかんだと議論をしています。民主主義って時間かかります。

 私の拠点となる事務所も新たな門出をそろそろ迎えないといけません。選挙でコケて早や一年、皆さんに気軽に立ち寄ってもらえる事務所を目指していますが、政党事務所に気軽に行くのはハードルが高いのかなぁと感じています。

 私たちはパー券を売っていませんし、企業からの献金も税金からの政党交付金も受け取っていませんので、素敵な事務所に改装するにもまずは寄付金集めからです。日本共産党への寄付金となれば、冒頭の震災救援募金のようにはスッと集まりません。

手っ取り早く気軽にお越しいただくにはどうすればと考えていると、ある方から「事務所の扉をいつもワイドオープンにしておけばどうじゃろうか?」と意見が出ました。すると、長く事務所当番をしてくださった女性からこんな意見がでます。「女性一人でいる時に誰かがアポなしで来たら怖いものよ!」

 なるほど、そうかもしれません。男性が当番の時に女性が訪ねてきたら嬉しいかも知れませんが、逆もまたしかりとはならない。

聞けばその昔、その女性が一人で事務所当番している時に男の人が入ってきたそうです。なんと、花束といっしょにひとかかえもある大きな寿司桶を持って!女性は「いまは食べられません」と断り事なきを得たとのことですが、寿司のその後はもう覚えていないそうで、女性の肝も相当太かったようです。


いろいろな教訓が詰まった事務所の新しい装いでの出発をいま構想中です。

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