2023年2月2日木曜日

弱者のやるせない最期、政治はどう向き合う?

  手もとに一枚の古い写真があります。小学校高学年から保育園までの可愛らしい5人の女の子が楽しそうな笑顔で写っています。これは私が過ごした児童養護施設のイベントの写真です。

 衝撃なのはこの5人の内、2人がすでにこの世にいないという事です。ひとりは病気で、ひとりは自殺でこの世を去りました。自殺した女の子にとってはこの写真の頃が人生のピークだったかも知れません。

 両親との死別や育児放棄・虐待などの理由で児童養護施設に入所してくる子ども達。18歳になると頼れる人もそうは居ないのに、社会のなかへ孤独に旅立ちます。右も左もわからず、ただ必死に今日を生き抜かねばならない。自分は健康診断も受けずに子育てを精一杯やっていたら病魔がすぐそこまで来ていた、社会の中に居場所を見つけられず葛藤の末に自ら命を絶った――同じ施設で暮らした身としてこの現実をどう受け止めたらよいのか・・・

 誰かが手を差し伸べたら違う未来があったはずなんです。でも誰もそうしなかった。だからこの話はここで終わりなんだとケリをつけるしかありません。しかし、3年前にコロナによって社会・経済が迷走した時、女性の自殺者が増えたそうです。経済的に困窮したり社会的な繋がりがなくなってのことだそうです。社会に絶望する前に、この話をここで終わらせないのが政治の役割ではないですか。

 今もなお世界でワースト9位という高い自殺率こそ、世の中に絶望する人が多くいる証拠です。私はそんな人たちに寄添い、代弁者として声をあげたいのです。

■国の「自殺白書」にこんなデータがあります。 2021年、男性の自殺者は1万3939人と12年連続で減少したのに、女性は7068人で2年連続で増加しました。「非正規労働者が多い女性が失業の不安や収入減に苦しんでいる」と「白書」はみています。


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