2023年1月26日木曜日

名古屋の教員不足ゼロ、の真相・・・子どもを雑に扱って「国際競争力」がつくの?

 前回、教員不足・常勤講師や非常勤講師頼みの現状について書いたことの補足をします。

名古屋市の調査では年度当初からの教員不足はゼロという結果が出ています。正規教員、常勤・非常勤講師含め不足なくスタートしているというわけです。しかし、年度の途中に病気による休職や産休などがあり、代替教員が確保できないと欠員が起こりえるとの立場です。

 しかし、4月の年度初め時点で専科(体育や音楽や美術等)の教員がいない例を私は知っています。学校内で誰かがカバーして授業をせざるを得ませんから、確かに「不足」はないのかもしれない。でも、人数が揃っていると言えるでしょうか。「今年度はずっと君がカバーしてくれたまえ」の一言で終わりです。

その人には別に本来の仕事があるにもかかわらず。また、カバーしても給料に上乗せがあるわけでもない。では元々計上されていたはずの予算は何処へ消えたのか…

 教員は地方公務員なので自治体で責任もって面倒を見なさいと国は言います。しかし、自治体としては、少子化に伴い人員が過剰になったらどうするのか、税収減で面倒を見られなくなったらどうするのか、悩みは尽きません。国がそれに明確な指針を出さないので、人員整理が比較的容易な常勤・非常勤講師(会計年度任用職員)というやり方を多用するわけです。

 民間企業ではどうか。非常勤の役割は派遣社員が担っています。しかし、そのやり方を20年間続けてきたら、経済が右肩下がりで給料も上がらないのは皆さんご存じの通りです。みんな派遣社員にすれば定期昇給が必要ありませんもんね!派遣社員を安く使い続けられれば正社員の給料も上げる必要ありません。「国際競争力」の為には仕方ないそうです。

 国の根幹である人に投資をしない社会。将来の国力の源である子どもの教育を雑に扱う社会。このやり方をこの先も続けますか?

 #教員不足 #講師 #非正規


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